前立腺がんの疑いPSA 6.0:60歳の方のご家族へ説明していること

お父さんが60歳です。前立腺がん検診でPSA 6.0でした。

前立腺がんの疑いがあるといわれたお父さんが心配です。

お父さんが前立腺がんになったかもしれない。

病院でどのような説明を受けるのか不安ですね。

ショックを受けるのではないだろうか。

なによりお父さんは今後どうなっていくのか。

病院で説明していること

PSAは前立腺の中にあるタンパクです。一部が血液の中に入るので採血に出てきます。PSAは前立腺がんをみつけるために採血されますが、PSAが高ければ必ず前立腺がんがあるという訳ではありません。尿勢低下がでるほどの前立腺肥大症では前立腺自体が大きいので採血で出るPSAは高いことが多いです。また、膀胱炎になったときには、前立腺まで炎症を起こすので前立腺が一部傷ついてPSAが血液中に滲み出されます。膀胱炎ではPSAが一時的に上昇します。膀胱炎が改善すればPSAは低下します。前立腺がんでも前立腺はがんで傷ついています。PSAが血中に滲み出されて採血が高くなります。また、前立腺がん自体からもPSAが作られます。前立腺がんが進行していくとPSAは上昇していきます。

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